防鼠,ケーブルカバー,後付け,鳥獣対策

ステンレス製スパイラル形状のケーブルカバーで、
げっ歯類生物から既設ケーブルを保護します。

ネズミはなぜケーブルをかじる??

ネズミは電気ケーブルを食べているわけではありません。ではなぜネズミはケーブルをかじるのでしょうか? 答えは「歯を削るため」です。 げっ歯類のネズミは生まれてから死ぬまで歯が伸び続けます。歯が伸びすぎると、歯が邪魔になり思うように食事が取れなくなるため、硬いものをかじって歯を削るのです。 近くにあるものをなんでもかじるのですが、細めのケーブルはサイズ的にかじりやすいため標的になりやすいと言えます。

主な防鼠対策

1.ネズミの嫌がる唐辛子成分を含んだケーブルを用意する
新規で設備する場合はこれでも良いですが、既存設備の場合はケーブル自体を交換する必要があります。


2.防鼠テープで唐辛子成分を含ませたケーブルを巻く
簡易的な対策としてケーブルに防鼠テープを巻く方法があります。長期的な対策や屋外での利用については不向きかも知れません。


3.弊社の防鼠対策ケーブルカバー(防リスケーブル)
既存設備のケーブルにも後付けで装着可能で、金属のため劣化することなく長期的な対策、屋外での利用が可能です。

様々なケーブルに対応する商品展開!

特徴

  • ステンレス製のため、げっ歯類生物でも歯がたちません。
  • 螺旋構造のため、簡単に既設のケーブルに巻き付けることができます。
  • PVCテープで簡単にジョイント・両端を固定、当該スパン全域を保護できます。
  • 端尺がでた場合はハサミ等で容易に切断することができます。
  • ステンレス地肌のため、適用部分を容易に特定できます。
  • 小径の光ファイバーケーブルであれば、束ねて取り付けることが可能です。

仕様

  内径(mm) 長さ(m) 適用ケーブル径・高さ(mm)
タイプS 7 2 ~7未満※
タイプ A-1 12 1 ~12未満※
タイプ A-2 2
タイプB 32 2 ~35未満※

※ケーブル径・高さが適用範囲より大きくなると、取付後の部材長が短くなります。

タイワンリスの生態

  • 雄成獣で頭胴長20~26cm
  • 尾長17~20cm
  • 体重300~440g前後
  • 通年繁殖可能.最大で年3回、1頭の雌が7~8頭の雄と交尾する.産仔数:1~3
  • 生息環境は、主に常緑広葉樹林.市街地・造林地でも生息可
  • 温度選好性で本来の分布域が広く、さまざまな気候や植生に適応

タイワンリスの生息確認地域

防鼠タイプB外観
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 大分県
  • 兵庫県
  • 大阪府
  • 和歌山県
  • 岐阜県
  • 静岡県
  • 伊豆大島
  • 神奈川県
  • 東京都
  • 埼玉県

施工について

施工後のイメージ

  • ケーブルカバー施工後のイメージA
  • ケーブルカバー施工後のイメージB

様々な生物に有効です!

ケーブルカバーで、げっ歯類生物から既設ケーブルを保護します。

  • ムササビ
  • ネズミ
  • キツツキ

取付方法

防鼠ケーブルカバー取付イメージ

タイプS・A

タイプB

ケーブルカバーのQ&A

どの様な生物被害に有効ですか?
げっ歯類生物の、ねずみ、タイワンリス、ムササビ等に有効です。
手を切らないですか?
部材端面をバリ取りしていますが、安全維持のため、取り付け時は軍手等を着用してください。
部材の切断方法は?
一般のハサミで容易に切断できます。
ケーブルへの固定、部材どうしの連結方法は?
PVCテープ等を巻いて固定してください。
部材内径より太いケーブルに取り付けることができますか?
ケーブルに巻き付けていくことにより取り付けることができますが、その場合は製品長が短くなります。内径より細いケーブルであれば、最初に1~2ピッチ程度巻き付けてから、部材を回転させることにより、自動的にケーブルに巻き付けることができます。
表面がステンレスですが、太陽光や照明灯の反射はしないのですか?
反射はしますが、弊害を及ぼすことは無いと思います。